義理の両親へのギフトのマナーや気遣い

ギフト

義両親と良好な関係を築くためのギフト選び

多くの人にとって結婚後の悩みの一つとなっているのが義両親との関係です。
嫁姑問題がその最たるものですが、それだけでなく夫の立場からも妻の実家との付き合いは難しい場合が多いですし、仕事や家庭の事情で遠方で生活をしている時はどのくらいの頻度で挨拶をするのが適当か測りづらいケースがよくあります。

夫・妻との関係はそれなり良好ではあるけれども、義両親とはどうも関係がギクシャクしてしまって苦手だと感じる人はかなりの割合でいます。

そこでおすすめなのが定期的に義両親のいるお互いの実家にギフトをしあうという方法です。
直接顔を見せて長く話すのが苦手という人も、定期的に贈り物をしてちょっとしたメッセージを添えておくだけでかなり印象を良くすることができます。

むしろちょくちょく顔を見せるよりも、定期的に気の利いた贈り物をする関係くらいの方が程よい距離感を保つことができる場合もありますので、関係に悩む人はぜひギフト選びを丁寧に行なってみてください。

印象を良くするためのギフトの種類

実の両親の場合、既に関係がしっかり築かれているので誕生日や年中行事にいちいち贈り物はせず、電話やメールで安否を確認するだけにしているという人もいるでしょう。

しかし義両親の場合はそこまで信頼関係ができているというわけではありませんので、言葉だけでメッセージを伝えるのでは、どこかないがしろにされてしまった感を与えてしまうかもしれません。

気持ちを表現するためには言葉だけでなくきちんと形として示すことも大切になってきます。

ですのでそれほど高価なものでなくとも、数千円程度の物品を定期的に贈るようにしておきたいところです。

品物としては基本的に食品や消耗品などの「消え物」がおすすめされます。
デパートやショッピングモールでは毎年年末年始やお盆の時期にギフトセットが多く販売されているのを見かけますが、その多くが食品類や洗剤などの消耗品です。

インテリアや洋服などは遠方で生活をしていると相手の好みが把握しづらく、せっかく送ったのにありがた迷惑になってしまったなんてこともあります。

ですので無難に好き嫌いのない食品の詰め合わせや、洗剤や調味料など使ってなくなるものを選んでおくと、日常生活にも役立ち相手に喜ばれるプレゼントとなります。

選びづらいと思ったら、数千円くらいの範囲で金券を贈るというもありでしょう。
現金としてではなく、図書カードやQUOカードなど多くのお店で使用可能な金券を贈るとプレゼントらしい印象になります。

かなり遠方に離れて暮らしているならその地域の名産品を贈るというのもよい方法です。
相手の好みを知っておき、定期的にそれを贈るようにすると毎回選ぶのに苦労をしなくてすみます。